訪問診療とは
通院が難しい患者様を対象に
医師が定期的にご自宅へ伺い
診療いたします
身体が不自由である等の理由で外来通院が難しい患者様のご自宅へ、医師が定期的に訪問して診療を行うことを言います。
そして、ケアマネージャー、訪問看護・リハビリ、介護・入浴施設（デイサービスやショートステイ）の方々と適切に協力しながら、安心して在宅療養が出来るようにお手伝い致します。
このような方は
お気軽にご相談ください
訪問診療の対象となる患者様は、
下記のような方です。
- 寝たきりの方や認知症がある方
- 年齢や疾患、障がいなどの影響で通院が難しい方
- できるだけご自宅で終末期（癌や認知症など）を
過ごしたい方 - 自宅療養に医療的サポートが必要な方
- 退院後の医療的サポートが必要な方
主な対応疾患と処置について
対象となる主な疾患
これらの疾患以外にも対応することが出来ますので、お気軽にご相談ください。
- がん各種
- 老衰
- 心不全
- 緩和ケア
- 神経難病
- 呼吸不全
- 認知症
- 脳梗塞、脳出血後遺症
- 骨粗鬆症
訪問診療でできる主な処置
これらの処置以外にも対応することが出来ますので、お気軽にご相談ください。
- 中心静脈、点滴管理
- 在宅酸素
- 緩和ケア
- 胃ろう、栄養チューブ管理
- 膀胱留置カテーテル
- 床ずれケア
- 気管切開チューブ管理、吸引指導
- 栄養指導
当院が提供する訪問診療の特徴
-
01
看取り・終末期ケアを中心に
24時間365日対応します -
02
紹介先病院や後方支援病院と連携し
患者様に合わせた
療養体制を調整します -
03
患者様一人ひとりに合わせた
体制を整え
ご自宅でも安心して
生活を続けることができます -
04
症状に応じて
ご自宅でも
様々な医療や介護が受けられます -
05
緊急時にも速やかに
対応することができます -
06
患者様とご家族の
意思を最優先し
親身に寄り添う医療を
心がけます
看取り・終末期ケアについて
元来、人生の最期を住み慣れた我が家で迎えることは当たり前のことでしたが、医療保険制度の充実にも起因し、日本では病院でお亡くなりになる方が約80％になっています。
そして、この数字は世界的に見ても多い割合であり、昨今ではこれを見直す機運が高まっています。厚生労働省の調査によれば、予後が限られているのなら、ご自宅で過ごしたいと考えている方が約80％に上るという結果も出ています。
では、なぜご自宅での看取りが実現できないのかと言えば、その要因の多くは「医療や介護の体制に対する不安」であり、病気そのものの具合が悪くて自宅で過ごせないという方はわずかという調査結果も出ています。またその中で最も多かったのは家族の負担を懸念する声、そして往診医の確保、急変したときの対応、入院先の確保など医療面の不安が続きます。
当院では、患者様ご本人、そしてご家族が自然な看取りを実現するための不安に応えていくことが使命であると考え、休日・深夜問わず、必要があれば医師や看護師がご自宅に往診できる体制を整え、患者様の終末期ケアを支えて参りますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
当院の取り組み
相談外来を行っています
（要予約です。まずはお電話ください。）
在宅医療・訪問診療に関する様々なご相談に応じます。経済的なこと、ご家族のこと、療養上の不安や病気との付き合い方などを一緒に考え、制度やサービスの利用に関するアドバイスも行います。
患者様、ご家族お一人お一人に寄り添い、地域ネットワークの要としての機能を果たしていきたいと考えております。
なお、相談外来はご予約で対応させていただいております。まずはお電話にてご連絡ください。
- 相談外来時に必要なもの
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- 診療情報提供書(今おかかりの医療機関の紹介状)
- 画像CD
- 健康保険証(他にお持ちであれば限度額適用証や介護保険証)、介護保険証
- お薬手帳など。
尚、相談外来には原則として実際に介護されるご家族にご来院頂いております。また、健康保険外の費用として相談外来料がかかりますので、ご理解ご了承の程お願い致します。
